世知辛い支出にばかり目を向けずに心和らぐことにも目を向けてみたいと思います。
仕事人間だった方は特に好きなこと、やりたいことよりも、嫌いでもやるべきことが優先順位が高かったと思います。
むしろ、今更何が趣味かもわからないという方もいらっしゃいますよね。
自分は何が好きなのか楽しめるのか探りながら、ランキングを見ていきましょう。
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定年後のおすすめ趣味ランキングTOP10!
シニアの趣味ランキングという統計によると以下のような趣味が挙げられています。
順番に紹介していきたいと思います。
1位ガーデニング
天候に左右されることも多いと思いますが、それも新鮮な関わりではないでしょうか。
雨の日にガラス越しに眺めるお庭やベランダもいいものです。
芽吹いたばかりの双葉にも想いを寄せられます。
暑さ寒さとも相談しながらの作業ってあまり経験がなかった方も多いと思います。
自然と向き合って人間らしさを取り戻せることは清々しく、あわただしかったステージとの区切りにちょうど良いのではないでしょうか。
私は、あっという間に育つ葉野菜系を何種類か育てたことがあります。
専門の知識は不要で新鮮なサラダがいただけるのは心身ともに浄化作用がありました。
今はガーデニング用品も多種多様で、好きなお庭をイメージしながらお店やネットで眺めるのにもリラックス効果が期待できます。
キッチンの小さなグリーンも良いものです。
2位読書
読み始めると没頭してしまって外が明るくなるまで時間を忘れて読んでしまうので最近はあまり読書をしていませんが、本の中で自由に飛び回ったり悲劇のヒロインになったり感情移入できるところが魅力です。
読書は脳のつながりが強化され、記憶力や集中力も向上すると言われています。
私の母は裁縫が得意で「寝たきりになっても雑巾が縫える」と言っていました。
読書も同じように続けやすい趣味です。
私が復活させたい趣味ランキング1位です。
6分の読書でストレスの3分の2以上が軽減されたというイギリスの大学の研究結果があるぐらいです。
読書に必要な集中力が筋肉の緊張をほぐし、心拍数を下げることによりリラックス効果が得られるようです。
3位動画鑑賞
映画館で観るのは臨場感があるのが利点ですが、パソコンなどで見ることができてお手軽さが利点のユーチューブやVODと言われる動画配信サービスがあります。
毎月定額で見放題でお試し期間が2週間から1か月程度用意されているプランも数多くあります。
また、以前からスマホやビデオカメラなどで撮りためた動画などがある場合は、それらの整理も楽しいものです。
お子さんやお孫さんの運動会などを皆さんで見直すのも盛り上がりそうです。
若いころにときめいた俳優さんの映画を見ているのは若かりし日に戻った自分です。
4位美術鑑賞
ネットの国語辞典weblioには「美術館などで美術作品を味わい理解すること」とあります。
味わい方や理解の仕方って鑑賞する方の個性により千差万別で正解は無いと思います。
学校の美術の時間じゃないですし正誤はない(はず)です。
想像力を膨らませ感性が豊かになることで、別の場面でも活かされるでしょう。
ロンドン大学の研究では、美術館へ足を向ける人ほど長生きという調査結果が出ているそうですよ。
5位映画鑑賞
最近、トム・クルーズの「トップガン マーヴェリック」を観ました。
戦闘機で迫力あるシーンが繰り広げられていて、もし、いつか活動的でなくなることがあったときにベッドの中で観ることになってもパソコンの画面にこの迫力が蘇るはずです。
映画館で味わった臨場感は後を引いて二度美味しいですね♪
若いころに胸躍らせた俳優が出ている作品も良いですね。
初めて観る映画なら実際観るまではおもしろいかどうかはわかりませんが、少なくとも話のネタにはなります。
何物にも邪魔されない空間に身を置くことで集中力が高まります。
6位散策
ご近所のお庭を眺めたりしながらの散歩はのんびりできて楽しいですよね。
季節の移り変わりも咲く花々から感じられ、ご自分がガーデニングをお好きなら更にリラックスでき相乗効果ありです。
そこから新たなご近所付き合いが始まるかもしれません。
目的地なく気ままに歩く自由な時間は気持ちも解放されます。
少し、強度を上げてウォーキングというのもいいですね。
健康増進、ダイエット、美容効果のほか睡眠の質も上がります。
7位カラオケ
いまや日本全国にあるカラオケ。
一人でも複数でも場所も時間も選べず楽しめます。
鹿児島大学の研究によると「60歳以上の高齢者の方に好きな曲を3曲歌ってもらったところ、気分が明るくなり、緊張や抑うつなどの感情に改善があった」そうです。
ときには自分に陶酔するのも良いものです。
コロナ禍ということもあり、自宅で楽しめるカラオケセットも売れているようです。
8位音楽鑑賞
好きな音楽に包まれると自立神経系に作用し、リラックス効果があります。
音楽療法として治療効果も認められています。
高価なヘッドホンやイヤホンが爆発的に売れるのも知らず知らずのうちにリラックスや癒しを求めているのかもしれません。
電気店にはコーナーが特設されています。
今や音楽鑑賞は、家や施設を飛び出して活動と一体化している側面もあります。
若い方に話しかける時はイヤホンの有無を確認することがありますが場所を選んでほしいなあと思うのは世代のギャップでしょうか。
9位演劇鑑賞
NPO法人芸術資源開発機構によると「加齢によりできないことが増えていっても感じる力、表現する力など人間しか持っていない力は最後まで残っている。」とのことです。
高齢者劇団では演者を公募しているところもあります。
ご自分で演技を始めて新境地を拓くのも良いですね。
家族や友人間で共通の話題があるというのは、長らく楽しめますね。
10位写真撮影
ご自分のイメージする被写体を探したり構図をあれこれ変えたりと追及する楽しみがあります。
技術面を追い求めることにより脳の若返りが期待できること、シャッターを押す緊張感と期待どおりに撮れたとき、逆に思わぬ効果に気力アップし、止められない方が多いと思います。
カメラやレンズがコレクションになったり、いずれ価値が爆上がりすることもあります。
カメラ好きな父が自分のカメラの価値を調べたら希少価値があるみたいで何十万円すると喜んでいましたね。もちろん、売る気は一切ありませんが。
今は、スマホでも手軽に始められますし、ガーデニングや散策との組み合わせで相乗効果ありですね。
定年後に趣味を持つメリットとは?
シニアが趣味を持つメリットには以下のことがあります。
- 時間の有効活用
- 健康の維持増進(身体だけでなくリラックス効果も得られる。)
- コミュニケーションの活性化
- 認知症の予防
上記の趣味ランキングはおそらく複合的で、散策ついでに鑑賞を楽しんだり、帰りに友人とお茶をしたりを含めて楽しんでいるのではないでしょうか。
他にも色々な組み合わせがあります。
実益をプラスしたいのなら
趣味に実益をプラスしたい。
社会で活躍したい、社会貢献したいとお思いの方も多いことでしょう。
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まとめ
ランキング上位にあがっている趣味は、出費がそれほどかさむものではありません。
もちろん高級な釣り道具や美術鑑賞という名の骨董品集めが始まったり、ご本人の歯止めがきかなくなれば相当の支出になります。
ご自分で財布のひもの緩み加減の調節が必要です。
それも余剰金の範囲内で、ということにしておいた方が無難そうです。
一つ間違えばトラブルに発展!となっては元も子もありません。
少し古い統計では、旅行が1位というランキングがいくつかありました。
コロナ禍では思うように活動的には楽しめない今、ランキング10のうち5つが鑑賞ということで鑑賞族が増えているのかもしれません。
明るく楽しく充実した時間を過ごすためにぜひ、趣味探しをしてみてくださいね。