定年

老後の家どうする?賃貸か持ち家どっちがいい?

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定年すると給与などの収入は減っても支出は変わらずありますよね。

今お住まいになっているその家の維持についても住んでいる以上、あるいは所有している以上は支出は続きます。

当たり前に生活している場所だけにメンテナンスが必要となったら?

水漏れ、雨漏り、ドアが閉まらない、床が傷む、お湯が出ない、配管の問題などなどどこかに不具合が出るとすぐに生活に支障が出始めます。

場合によっては改修などのために別の場所に仮の居住場所を求めないといけないことも。

家は現世を終えるまでの自分だけの問題でもありません。

同居家族がいた場合、その後も住み続けることになります。

また、子や孫たちに残せる財産ともなりえます。

賃貸と持ち家で1300万円の差とも言われているところです。

さて、【賃貸VS持ち家】 どちらがお得でしょうか。

 

Contents

老後の家どうする?

住まいといえば購入して所有権を持つ持ち家か、マンションやアパート、一戸建てを賃貸で住むかという選択肢が代表的です。

購入か賃貸かを選択する段階では賃貸がお安く見えますが果たしてそうでしょうか。

住居は劣化します。

それにかかる経費の差はどうでしょうか?

持ち家であれば一度購入して支払いが終わると必要箇所だけのメンテナンス費用だけで良いのか、ローン支払い後も管理費や駐車場代がかかる賃貸は当初の算段どおりお安いのか。

持ち家にかかる税金はどのくらいなのか。

比較してみます。

 

賃貸か持ち家かどっちがいい?

かかる経費、思いどおりに修繕できる自由度などどちらかが断然有利ということがあるのでしょうか。

持ち家の場合

一見、高額な支出をイメージしますが、内訳をみていきます。

住宅ローン以外の支出

持ち家があるとはいってもそろそろ全面塗装が必要なのか最近、塗装屋さんの営業訪問が増えてきました。

築20年超、そろそろ?まだ早い?

調べてみるとなんと!家を長持ちさせるには10年ごとの塗装が目安ですって!

これには高温多湿の日本の風土が関係しているのだとか。

そんなに早く。。。平均寿命を考えると定年後に2サイクルはまわってくる計算。。。

ざっと見積もっていただいたら数百万とのこと。

老後の予備費は多めに見積もっておかなくては心配です。

他にも家族構成の変化や設備更新、経年劣化によるリフォームとなると800万という目安がありました。

これは、家の大きさや内容によりますので当てになりません。

複数の業者から見積もりをとることをお勧めします。

今は一括で見積もりをしてくれるサイトもあるようです。

持ち家であれば少々のことなら自分で手を加え修繕したり、なんなら形を変えることだってできますので自由度が高いです。

照明をLEDに変更すれば、電気代を相当減らすこともできます。

消費電力は白熱球の20%以下と言われています。

照明ひとつとっても賃貸ではなかなか思うように変更はできませんね。

と言いつつですが、家は3回建て替えないと納得しないとか言われますよね。

私もいまだに地団駄踏む部屋がありますが、部屋の向きを変えるハードルは高いです。

 

住み替え

また、管理しやすいようにサイズダウンするご家庭もあります。

現在の住まいを売却したり賃貸にして、小さなマンションや地方へ移住される方もいらっしゃるでしょう。

売却し一気に現金化したり、賃貸にして恒常的な収入につなげたりと持ち家だからこその変化に関しても選択肢が複数あります。

いまや古民家やリノベ―ション住宅などと言っておしゃれな見方がありますから将来の収入につなげることもありますね。

家を大事にし、丁寧に住むモチベ-ションにもなります。

 

税金

そして、持ち家には税金がかかります。

固定資産税はおおよそ  10~20万円/年

ということは、60歳以降平均寿命81.4歳までの21.4年間でかかる税金は中間の15万円として、150,000円×21.4年=3,210,000円! 

都市計画税はおおよそ2~3万円/年  

対象となる「市街化地域」に該当しているかどうかは、ネットや自治体窓口で調べられます。

もし、該当しているとすれば、上の固定資産税同様に計算すると

25,000円×21.4年=535,000円 となります。

 

住宅ローン減税

住宅ローン減税の恩恵は大きいですが、個々の事情による差が大きいためここではさらっと概要だけお話しておきます。

2022年以降に住宅を取得したり居住を開始した方の場合

  • 住宅ローンの返済期間が10年以上ある場合は、年末残高に対して0.7%の所得税減税あり。
  • 所得税から引ききれないときは、住民税から減額されるが上限あり。
  • 繰り上げ返済をして、返済期間が10年未満になった時点で適用外となるのでご注意を。
  • 控除期間は13年間。

なお、所有権がある以上、主不在となったときには「空き家問題」となりかねません。

相続を含め、どこかのタイミングでその後のことを考えることは大切です。

 

賃貸の場合

持ち家に比べると負担感は少なそうですが、はたしてどうでしょうか。

 

維持費

「賃貸と持ち家で1300万円の差」という説を目にしたことはありませんか。

結局は持ち家が有利だと説いているのですが、理由は次のとおりです。(物件によっては該当しないことがあります。)

  • 住宅ローンのように支払い期限が無い。
  • 住み続ける限り家賃が発生する。
  • 経年による家賃の減額はあまり見込めない。
    (リフォームなどによりクオリティが維持されることは多い。)
  • 2年ごとに契約更新料が数万円かかり続ける。
  • 駐車場を借りていれば、その代金もかかり続ける。
  • 保険料が毎年1万5千円ほどかかる。
  • 修繕積立金がかかる。(急な大きな出費はなくなる)
  • 固定資産税がかからない。

自由に修繕や設備更新ができないというのは逆に言えばそれらに悩まされる必要がなく、専門の管理業者がやってくれるわけで気楽という利点でもあります。

 

転居の自由度

持ち家に比べ新しい住処に移るハードルも下がります。

家族構成に変化があったり、住んでみて気に入らなかったり、もっと良い物件をみつけられたら転居ということがしやすくなります。

ライフスタイルに合わせて柔軟に対応ができますね。

たとえ、どうにもならないご近所トラブルに遭遇してしまっても「それでは!」と手を振ってかっこよく新天地へ飛び立てる大胆さには憧れます。

今やネットショッピングのように数々の物件を比較しながら閲覧することができます。

学校やスーパー、病院などの周辺の環境やカラー写真も豊富に掲載されており、収入に合わせた希望の家賃や住みたい土地、間取りなどの希望の条件を入力するだけでいくつも検索結果が提示されます。

それほど真剣でなかったにしても一目ぼれする物件に出会うかもしれません。

気軽さからいつでも転居できるように常に身軽でいるようになり、気づけばミニマリストになれそうです。

これにも憧れます。

住処=固定という考えから脱却し、突き詰めていけば蝶のように気楽で自由に全国をフットワーク軽く転々とするのも刺激がありいいですね。

いまや、全国泊まり放題定額プランというものもあり、月に6万円台から用意されているプランもありますので、検索してみてくださいね。

 

まとめ

持ち家と賃貸を比較するに当たって、経費面しか比較対象はないだろうと思い本記事の作成を始めました。

確かに結果的には、持ち家が安くなりそうだということはわかりました。

一国一城の主となり、精神面でも落ち着くことができるでしょう。

現代は多様な考えがあり、ある人にはメリットであることが、他者にあっては首をかしげることでもあったりします。

ライフスタイルや考え方により、住居を柔軟に変えていく精神面での自由や解放感を手放せずに賃貸一択の方もいるでしょう。

経済面と心持ちのかけ合わせでいくらでも選択肢はあります。

この記事を読んでくださった方が、帰りたくなる場所、気分よく眠れる場所に巡り合うことができますように。