あこがれのピカピカのシステムキッチン。
食洗機もビルトインされていて、心躍りましたね。
あれからうん年。
ドアがちゃんと閉まらなくなったり、水漏れや途中で運転停止になったり、乾燥が不十分と色々不具合が出てきたのではないでしょうか。
さて?後付けで新品に交換できるのでしょうか。
後付けできるのなら業者かDIYどっちがいいのでしょうか?
現在発売されている商品は、液体洗剤自動投入という洗濯機のような機能や除菌機能などで臭い防止、使用中の熱風が出ないなど飛びつきたくなるようなおすすめ機能が満載です。
キッチンの備品が新しくなるとウキウキしますよね。
今回は「食洗機でおすすめのビルトインを後付けする方法は?業者かDIYどっちがいい?」と題してお届けします。
Contents
食洗機でおすすめのビルトインを後付けする方法は?
そもそも食洗機だけの後付けってできるのでしょうか。
大きさ?メーカー?配管?今のスペースにマッチするか気になるところです。
食洗機以外問題がないのなら、後付けで気分よく不自由なく暮らしたいものです。
食洗機は後付け可能か確認
卓上型なら食洗機そのものを入れ替えればほぼ完了ですが、ビルトイン型ではそうはいきません。
まず取り替えが可能な充分な大きさが必要です。
最低でも高さ75cm、幅45cm、奥行き60cmはあるかご確認くださいね。
それと分離型のキッチンでは要注意です。
セクショナルキッチンと言って、ガスコンロと天板の高さが違うタイプのことですが後付けが難しいことが多いです。
なお、賃貸の場合は、大家さんや管理会社の許可が必要ですし、もし、工事して良いよと言われたにしても退去の際は、原状回復を求められるかもしれません。
ほとんどの場合、それは自費となりますから含めてお考え下さい。
また、前面がスライドオープンタイプかフロントオープンタイプかでキッチン手前にも必要なスペースが異なります。
まれにマンションによってはオリジナルのキッチンのためにパネルが入手できないということがあるようです。
食洗機が後付けできない場合
ビルトインタイプは設置が難しくても、卓上型で優れた製品が販売されています。
大きく次の2種類に分かれています。
卓上型・分岐水栓式食洗機
このタイプの利点は、次の通りです。
- 既存の蛇口に「分岐水栓」を取り付けて、分岐した方から食洗機に水を送れる。
- 自動で水を送れるので、手間が省ける。
- 手の込んだ工事が不要である。
- 自分で取り付けることが可能。
- 転居時には、分岐水栓を取り外すだけで原状回復できる。
このように比較的簡単に設置が可能ですが、キッチンの蛇口によっては分岐水栓が取り付けられない場合もあります。
その場合は、水量を調整する止水栓と食洗機をホースでつなぐ必要があり、止水栓がシンク下にある場合は穴を開ける工事を要する場合もあります。
その場合はやはり、大家さんや管理人さんの許可を得る必要があります。
工事の許可が出た場合は開けた穴の原状回復も必要となりますのでご注意を。
卓上型・タンク式食洗機
このタイプの利点は、次の通りです。
- 工事が不要で、その日から使用可能。
- 小型のため、狭いキッチンでも置ける場合が多い。
ただし、ビルトインや上記の分岐水栓式のように給水が自動ではないので、使用のたびにご自分で給水しなければなりません。
また小型ですので、一度に洗える食器の数も少なめとなります。
それでも食洗機の恩恵は大きいのではないでしょうか。
食洗機の後付けは業者かDIYどっちがいい?
ご自分でもDIYで入れ替えはできるのでしょうか。
業者へ依頼する場合と比較してみました。
所用時間の比較
業者へ依頼した場合は、養生から施工、清掃、取り扱い説明まででスムーズに進めば1時間弱で完了するようです。
事前に打ち合わせを行っていた場合は、適切な部品も用意のうえですのでこのように短時間で新品の食洗機へと生まれ変わることができます。
ご自分で取り替えされる場合はご自身の腕前にもよりますが、よほど手慣れた方でもない限り数時間は見込んでいた方が良さそうです。
事前に工具や排水栓、給水栓などの部材のご準備もお忘れなく。
口コミを見ると比較的簡単だっというご意見を多く見ました。
なお、給排水の接続や電気工事の基本的な理解は必要ですし、本来、ビルトイン食洗機の交換・後付け工事は下記資格の保有者が行うことが推奨されています
- 給水装置設置技術主任者
- 排水設備工事責任技術者
- 第一種電気工事士
- 第二種電気工事士
もし、アース工事などの電気配線作業が発生する場合は、電気工事士の資格保有が絶対条件となります。
DIYされる際の注意点
その中で一点、これは要注意と思ったのがありましたのでご紹介します。
それは、給水や排水のホースの長さ。
既存のホースと購入予定の食洗機の仕様上の長さから問題ないとしていたのに実際は届かなかったということ。
食洗機からホースが出ている位置が異なるために実際の距離に届かず失敗したということのようですので、ご自分でされる際はご注意くださいね。
ちゃんと設置できなかった場合は、使用中に水漏れやがたつくことがありますので慎重にお願いします。
取付費用の比較
各業者さんのホームページや見積もりサイトなどを見ると取付工事のみで1番安いところでなんと4,500円!と思ったらこれは、卓上型の場合でした。
卓上型の平均は7~8000円のようです。
ビルトイン型で一番安いところは14,000円からありました。
見る限り平均は、27,000円程度のようです。
これに本体代金を加算することで交換費用が出ます。
DIYの場合は、おいくらぐらいかかるでしょうか。
排水用のHTパイプと耐熱性接着剤で2,000円程度とありました。
それに各ご家庭での条件でいくらか加算はあっても5,000円程度では収まりそうです。
(しかし、部材は個人用の量ではないことが多く、大体の場合余るようです。)
既存の食洗機の撤去費用込みのところや別途数千円加算されるところもありますので、事前にご確認をされてください。
ご自分で撤去される場合の注意点
食洗機は予想以上に重いものです。
20kg以上の重さがありますので、落下などによるケガ防止のためにもお二人以上で作業してください。。
海外製の場合は50kgを超えることもありますので、ご自分で撤去される場合はご注意ください。
自治体によっては、処理場へ持ち込めば2,000円程度で引き取ってもらえるようですのでお問い合わせされてください。
搬入の手段についても宅配の場合、玄関までとか2階以上は別料金とかありますので事前の確認が必要です。
まとめ
いかがでしょうか。
予算を抑えてDIYでおすすめのビルトイン食洗機の後付けへチャレンジされますか?
YouTubeなどでもDIYの様子が紹介されています。
一度ご覧になって意外に行けそうだと思うかもしれません。
業者かDIYどっちが良いかじっくり選択されてくださいね。
今回は、「食洗機でおすすめのビルトインを後付けする方法は?業者かDIYどっちがいい?」と題してお届けしました。